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2006年8月16日 (水)

いなかのお嫁さん

  昨日15日、茨城にある母の実家のお盆に行ってまいりました。

母や妹たちは朝早く出ていました。旅行帰りの私は「今年はいいから。」と言われて残ったものの、お昼頃に思い立って遅ればせながら出発。

2006815_obon_01   母の故郷、下館市は今や筑西(ちくせい)市

新市の誕生は17年3月だったということですが、昨年秋に来たときにこの標示に改まっていたかどうか、よく覚えていません。今回初めて妙な違和感をおぼえました。

2006815_obon_02 筑波山を右に見て、国道294号をひたすら北上。

この日の筑波山は残念ながら雲がかかって、頂上が見えませんでした。

  

2006815_obon_03   母のいなかは昔ながらの農家。

広い庭を見渡せる縁側に、お盆の提灯が並んでいます。

この提灯は新盆を迎える仏様のために作られ、新盆の年を入れて3年間掲げられます。

3年前に祖母が亡くなり、一昨年に祖父が亡くなり、そして、昨年秋には若い叔母が亡くなり…、今年は提灯が三つ並んでしまいました。

  母のいなかには夏休みのたびに泊まりに行っていました。叔母がお嫁さんに来た頃、私はもう小学生でしたので、若い叔父に地元の農家からお嫁さんが来ることが決まってみなが喜んでいたことも、とてもよく覚えています。

叔父が独身だった間は、祖母が台所をしていました。その頃は畑でとれたものが中心の食卓でしたが、若いお嫁さんが来てからは、東京から来た私たち姪っ子たちのためにとハムやハンバーグが並ぶようになったのが子ども心に大感激でした。

  叔母は、叔母にとっての姑、舅を見取るという大役を果たしたあと、ほっとする間もなく逝ってしまいました。

一昨年、昨年と新盆が続き、忙しく立ち働いていた叔母でしたが、今年はその叔母の新盆となってしまうとは…。叔母に代わってお盆のごちそうを並べたのは、私よりずうっと若い従妹たち。思い出話は尽きませんでした。

  

  遅く到着したのですが、所用があり帰りもひと足お先にひとりで。

2006815_obon_04 今度は国道294号をひたすら南下。

実は昨年秋の叔母の葬儀の日、携帯にとある訃報が入り、私は葬儀の途中で東京へとひとり急いで帰ったのでした。

この道を走るとあの日のことが思い出されます。

叔母には本当に申し訳ないことを…。それが心残りだったので、新盆にはなんとしてもお詫びに行きたかったのでした。

    

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コメント

しみじみ…(u u)

うまいね、写真、いい感じ

投稿: たーちゃん | 2006年8月21日 (月) 15:51

たーちゃんへ

ありがとう。

車で行くようになって、車を停めた裏の道から玄関に回り込むようになったでしょ?
この角度であんまりいなかの家の全景を見なくなった気がする。
なにか、こう見るだけでなつかしくて。

投稿: 恭子 | 2006年8月22日 (火) 00:19

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