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2006年2月11日 (土)

合唱コンクールにて

  とあるミッション系の女子中学校の合唱コンクールを参観してまいりました。

1年生から3年生まで全9クラス、クラスごとに練習の成果を披露していきます。指揮者もピアノ伴奏も生徒。生徒会主催ということで、司会進行もすべて生徒。中学生といえばおふざけの止まらないお年頃でしょうに、発表の態度も、聴く姿勢も、真剣そのもの!本当に立派でした。

  先生方の審査を待つ間には、来賓の卒業生のお話を伺うひとときが設けられました。この日にふさわしく、併設の高校を卒業後、音楽を専攻されていった卒業生の皆さんが招かれていました。中高時代の思い出や芸術系の受験準備、また現在の勉強や活動など、これからのことを考える中学生たちにとっては、どのかたのお話も非常に興味深かったことと思います。

  私が特に心をひかれたのは、「人の音をきく」ということについてのお話でした。

  「合唱の練習でよく『自分のパートだけでなく、人のパートもきけるようになりなさい』と言われますが…」、で始まったそのお話は、発表を終えた直後の生徒さんたちの心をとらえたようでした。

―― お話は次のように続いていきました。

  「人の音をきく」ということを、最初は、「ほかのパートの音をきくことで、自分の出す音の意味がわかるようになり、音がとりやすくなる」という文字通りの意味にとらえていました。

やがて音楽の勉強を進めるにつれ、それは、人がその音でやろうとしていることを感じとり、そこに自分は自分らしくどんな音を出していこうかと考え創り上げていくことだと思うようになりました。

―― そしてさらに続きます。

  これは音楽においてだけのことではありません。私たちの毎日の生活がそのようなものであったら、どんなにか素晴らしいことではないかと思うのです。“人を認める”ことと、“自分を出さない”こととは違います。人を理解しながら、自分も主張をしていく。それが「調和」していくということではないでしょうか。私たちは毎日さまざまな場面で「アンサンブル」をしているのです。

  

と、結ばれていました。いいお話でした。

歳の近い卒業生のお話というのは、先生や親御さんのお話よりも素直に聞ける年頃なのかもしれませんね。やんちゃ盛りの中学生たちも、じっと聞き入っていました。

  

  かくいう私も、まだまだ“やんちゃ”なつもり?!?!

この日は、パワー全開の合唱と、心にしみいるお話とで、たっぷり充電して、会場をあとにしてまいりました!!\(^○^)/

  

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コメント

 恭子さんへ

  毎日さまざまな場面でアンサンブル…
  いいお話ですね(^^)

  演奏している時も、日常の時も、自分以外の人たちと、ステキなハーモニーをかなでながら、日々大事にしていきたいと思います(*^ー^*)

投稿: にいたん | 2006年2月13日 (月) 02:57

にいたんへ

そうですね。。。ほんとうに(*^-^*)
こういうまっすぐなお話が、フクザツなお年頃の女の子たちにちゃんとしみとおっていっているのが感じられたのも、また嬉しかったのです。


  ド深夜のアップに、早速のコメント、びっくりしました!どうもありがとうございます♪

投稿: 恭子 | 2006年2月13日 (月) 07:27

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