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2005年8月14日 (日)

母のいなか ――つくばね

  母の話が出た昨日の今日、急に、母のお盆の里帰りに車を出すことになり、茨城の下館まで行ってきました。

常磐自動車道の谷和原インターを降りて、国道294号に入り、あとはもう関東平野の真っただ中をひた走るのみ。見渡す限りの田んぼ田んぼ田んぼ!やがて右手に筑波山(標高876m)が見えてきます。

2005

筑波山は、男体、女体の二峰からなり、上代の歌垣(男女が集い、歌を詠み交わしたり、舞をまうなどして求愛する儀礼)でも知られる、恋のイメージの強い山です。

  今日は、「本歌取り」のまねごとを~。

「本歌取り」とは、和歌の世界で、前人の作品を踏まえて、わざとその語句や言い回しを取り入れ、歌を詠むことです。その元となった作品の情趣と重ねて、味わいを深めるというひとつの技法です。

小倉百人一首のうちにも収められている、筑波山を詠んだ歌…

  

  筑波嶺の 峰より落つる みなの川

          恋ぞつもりて 淵となりぬる

                       陽成院

「筑波山の峰から落ちて流れるみなの川が、ほんのわずかな細い流れから、次第に水の量を増し深い淵となるように、私の恋も、積もり積もってこんなに深いものになりました」というこの有名な歌を元に、ちょっといたずら心でこんな歌を~ヽ(*´▽`*)ノ

  

  筑波嶺を のぞむ背に降る 蝉時雨

          淵となりぬる 恋をやは知る

   

  さてさてこの日帰りの茨城行き、いつもの年と変わらぬ、お盆にあわせた母の里帰りだったのですが、私にとっては非常に興味深い発見の一日となりました。明日からももう少しおしゃべりさせていただきますね~ (p^-^)p

       

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